サッカー・ワールドカップ ロシア大会 日本が決勝トーナメント進出
2018年6月28日、サッカー・ワールドカップ ロシア大会で日本は、ポーランドに0-1で敗れたが、フェアプレーポイント(警告2枚の差)でセネガルを上回り、2位での決勝トーナメント進出を決めました。
フェアプレーポイントとは、警告や一発退場を数値化したもの。
W杯では、勝ち点、得失点差、総得点、直接対決の結果、フェアプレーポイント、抽選の順番で順位が決まる。
この試合の終盤の日本のパスを回す時間稼ぎにつてい、賛否がありました。
私は、あまり良い印象はなかったです。
日本の全3試合でのファウル数は28回で、32カ国中3試合終えたチームの中でもっとも少ない。
日本はW杯で戦った全19試合で、レッドカードなしという記録を持っている。
これはとても素晴らしい記録です。
これを知らずに、日本の終盤5分ほどの時間稼ぎだけを見て、日本チームを評価してはいけない。
時間稼ぎのマイナス点を含めても、フェアプレーでは日本は、世界で上位にある。
元スコットランド代表 ネビン氏=英BBC放送
「私はそんなフットボールは決して見たくないが、もし彼らが攻撃的に出て敗退していたら、ナイーブで愚か者だと言われただろう」
もし、日本がランキングも今の実力も上のポーランドに終盤に攻撃を続けて、失点などで日本が決勝トーナメントを逃したら、愚かだと大きく批判される。
それなら、時間稼ぎでも決勝トーナメントに進んだほうが、はるかにマシ。
今回の日本のパス回しは、あからさまな時間稼ぎに見えた。
時間稼ぎと思われないパス回しが、できるといいです。
これは難しい技術ですが、これができると勝利のための大きな武器になる。
しかし、勝つために20分、30分とあからさまな時間稼ぎをしたら、これは問題がある。
サッカーも柔道のように、長い時間稼ぎをすると、マイナス点になるルールができるかもしれない。