2016年02月一覧

良い学校へ行き、良い仕事に就くには、身魂を磨くこと

 

日月神示
「神から出る真、善、美、愛の用に奉仕するのが霊人たちの生命であり、仕事であり、栄光であり、歓喜である。
故に、霊界における霊人たちの職業は、その各々の有する内分により、段階によって自ら定まる。」

 

霊界でもこの世と同じように様々な仕事がありますが、どの仕事をするかは、自分の内分の段階によって決まる。自分の内分の段階以上の仕事はできない。
今の仕事を一生懸命がんばり、身魂を磨いて自分の内分が高まれば、より段階の高い仕事ができる。

この世でもだいたい同じことが言える。
良い学校へ行き良い仕事に就くには、勉強も大事ですが、それに相応しい身魂を持つ必要がある。相応しくない身魂であれば、運よく良い学校へ入ったり良い仕事に就けても、長く続かない。
普段から身魂を磨く努力が大事です。

 

私は、ロシア文学のドストエフスキーやトルストイの作品を、3年ほど前から読んでいる。トルストイの名作「戦争と平和」は、私の生まれる前から家の本棚にあった。

しかし、子供のころは、まったく読もうとはしなかった。今考えると、トルストイを読むだけの、自分の身魂の内分の高さが無かったからだと思う。マンガは好きで、よく読んでいた。マンガが、自分の身魂の内分に相応しいものだったのです。マンガより格の高いロシア文学は、私には存在しないにも等しかった

ロシア文学を教養にしている人は、日本では少ない。作家や翻訳者を志すような一部の人が、若いころから楽しんで読んでいる。

ロシア文学を教養にするには、それに相応しいだけの、身魂の高い内分が必要。内分が低い人は、教養にはなかなかできない。私は、身魂を磨くことを日々行い、内分が高まったことで、ロシア文学を読みたいと思うようになったのだと思う。

 

学生の学力を上げるには、勉強も大切ですが、それと同時に日々身魂を磨き、内分を向上させることも重要。
学生は、学校や塾で知識を得る勉強を長時間していますが、身魂を磨くことは、少ない。
魂が向上していくと、難しい勉強も楽しめるようになってくる。

まず、「身魂とは何か」「身魂を磨くとは何か」ということを、先生や生徒の多くが知りません。私も最近知ったばかりです。これらのことを、多くの人が知ることが重要。

世の中のさまざまな仕事と、その人の人格や容貌、服装などの関係を観察すると、その仕事に相応しい人が就いていることがわかる。

すばらしい仕事をしている人を実際に身近で観察して、刺激を受けると良いでしょう。

 

日月神示

 地震の巻 第十八帖

神から出る真、善、美、愛の用に奉仕するのが霊人たちの生命であり、仕事であり、栄光であり、歓喜である。
故に、霊界における霊人たちの職業は、その各々の有する内分により、段階によって自ら定まる。

為にその用は無数であり、且つ千変万化する。
歓喜第一、神第一の奉仕が霊人の職業である。
故に、自分自身の我が表に出た時は、力を失い、仕事を失い、苦悩する。

霊人の仕事は限りなく、地上人の仕事以上に多様であるが、より良さ、より高さ、より神に近い霊人生活に入るための精進であり、喜びであることが知られる。

そして、その何れもが神の秩序、即ち大歓喜の秩序、法則によって相和し、相通じ、全般的には一つの大きな神の用をなしているのである。故に、何れの面の用をなすとも、自己というものはなく、弥栄あるのみ、神あるのみとなる。

なお注意すべきことは、霊界において、権利なるものは一切感ぜず、義務のみを感じているということである。即ち、義務することが霊人の大いなる歓喜となるのである。

為に、命令的なものはない。只、ひたすら奉仕があるのみである。その奉仕は地上人であった時の職業と相通ずるものがある。何故ならば、霊と物とは対応しているからである。


人の幸せは、目に見えない神から

日の出の太陽

 

多くの人が感じる幸せは、友人と美味しいものを食べたり、お洒落な服を着たり、異性との恋愛などいろいろとありますが、これらの目に見える肉体的な幸福は、一度味わうと終わる有限なものです。

本来の人の幸せは、霊的な幸福です。
神から出る真、善、美、愛の用に奉仕することです。これは人が死んでから、あの世に行っても永遠に続く歓喜です。
あの世でも人はこの世と同じように、自分の内分に適した仕事をして魂を磨いている。
これが最高の幸せ。
神との交流を求め、神の用に奉仕することです。

 

日月神示

地震の巻 第18帖 

神から出る真、善、美、愛の用に奉仕するのが霊人たちの生命であり、仕事であり、栄光であり、歓喜である。

月光之巻 第38帖

はじめの喜びは食物ぞ。
次は異性ぞ。
何れも大きな驚きであろうがな。
これは和す事によって起こるのぞ。
融け合う事によって喜びとなるのじゃ。
喜びは神じゃ。
和さねば苦となるぞ。  悲しみとなるぞ。
先ず自分と自分と和合せよと申してあろうが。
そこにこそ神の御働きあるのじゃ。
じゃがこれは外の喜び、肉体の喜びぞ。

元の喜びは霊の食物を食う事ぞ。
その大きな喜びを与えてあるのに、何故に手を出さんのじゃ。
その喜び、驚きを何故に求めんのじゃ。
何故に神示を食べんのか。
見るばかりではミにつかんぞ。
よく噛みしめて味わって喜びとせんのじゃ。
喜びが神であるぞ。

次には神との交わりぞ。   交流ぞ。  和ぞ。
そこには  かって知らざりし驚きと大歓喜が生まれるぞ。
神との結婚による絶対の大歓喜あるのじゃ。
神が霊となり花婿(むこ)となるのじゃ。
人民は花嫁となるのじゃ。  分かるであろうが。

この花婿はいくら年を経ても花嫁を捨てはせね。
永遠に続く結びじゃ。  結婚じゃ。
何ものにも比べる事の出来ぬ驚きぞ。  喜びぞ。
花婿殿が手を差し伸べているのに
何故に抱かれんのじゃ。
神は理屈では分からん。
夫婦の交わりは説明出来まいがな。
神が分かっても交わらねば
神と融け合わねば真理は分からん。
なんとした結構な事かと
人民びっくりする仕組みぞ。

神と交流し結婚した大歓喜は
死を超えた永遠のものぞ。
消えざる火の大歓喜ぞ。
これがまことの信仰、神は花嫁を求めて御座るぞ。
早く神の懐(ふところ)に抱かれて下されよ。

 

春の巻 第54帖

見える幸福には限りがあり
見えぬ幸福は永遠であるぞ。
理(みち)にいそしめ。
理にとけ入れよ。
モノは無くなるぞ。
霊は永遠に弥栄るぞ。

 

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