スタジオジブリは、CGで傑作を作れるか (3)
宮崎駿監督の息子の宮崎吾朗監督は、第1作目の『ゲド戦記』からCGを使っている。
『ゲド戦記』を観た人の皆の評価は、かなり低い。
『ゲド戦記』は、ジブリのイメージを低下させてしまった。
2作目の『コクリコ坂から』は、『ゲド戦記』よりかは良い。
CGをたくさん使ったTVアニメの『山賊の娘ローニャ』は、あまり良くない。
宮崎吾朗監督は、この先も、出来の良くないCGを使ったアニメを作り続ける可能性が高いと思う。
父の宮崎駿監督は、吾朗さんが『ゲド戦記』の監督を務めることに強く反対。
宮崎駿監督は、
「あいつに監督ができるわけがないだろう」
「絵だって描けるはずがないし、もっと言えば、何も分かっていないやつなんだ」
と吾朗を厳しく批判した。
しかし、竜とアレンを描いた吾朗の絵を見せられると、駿は黙り込んでしまった。
この絵は、『ゲド戦記』のポスターとしても使用されている。
とても上手い。
「親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない」
(なすびの花が、咲くとすべて実をつけるように、親が子を思って忠告することは、必ず役に立つから親の意見をよく聞け、という意味)
このことわざににあるように、アニメの才能と経験が、吾郎さんより遥かに上の父親の意見を素直に聞くべきでしたね。
宮崎駿監督の厳しい意見は、当たった。
素直に父親の意見を聞いて、アニメを父親に教わって、基本からしていけばいい。
CGの勉強もいいですが、まず、昔からの日本のセル画のアニメを学んで、作品を作ってほしいです。
CGを使うのは、修正、特殊効果くらいでいいです。