「脳を鍛える大人のDSトレーニング」のロイヤリティを寄付

「脳を鍛える大人のDSトレーニング」のロイヤリティを寄付

「脳を鍛える大人のDSトレーニング」が大ヒット

前回、脳を鍛える任天堂のDSソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」ことを書きました。

このソフトは大ヒットしたので、これからも、さらに進化したソフトが発売されるでしょう。

このソフトは、川島隆太氏が監修したのですが、ウィキペディアを見ると、シリーズ2作の販売合計が870万本(2009年1月現在)も売れている。
2009年以降も売れているので、更に本数が伸びている。

 


売れた数

「脳を鍛える大人の計算ドリル」と「脳を鍛える大人の音読ドリル」シリーズ。
シリーズ合計350万部 (2006年4月現在)。
同年には「脳力トレーナー」が、9ヶ月間で20万台。

ニンテンドーDS用ソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」がシリーズ2作の販売合計が870万本(2009年1月現在)。

2006年には、同ソフトの北米版と欧州版も発売され、好調な売り上げを見せている。

ロイヤリティの全額を大学に寄付

川島隆太氏は、2007年、2006年度にゲームソフトや知育玩具の監修料として支払われた約4億4000万円のうち、大学の規定で個人の取り分となる半額分を含めて全額を研究室に投資した

 

2008年の時点で、ゲーム会社や出版社、各種メディアからのロイヤリティは、24億円にのぼった。
大学の規定で半額の12億円を川島が受け取る権利があったが、これも全額を大学の研究室に寄付

2008年の時点で、14億円ほどのロイヤリティを自分の東北大学に全額寄付するとは、素晴らしい。
自分の大学なので、半分は自分のためでもあると思いますが。

もし、人命救助の慈善団体などに寄付すると、さらにすごい無私の行為だと思います。
しかし、慈善団体に億単位の寄付ができる篤志家は、滅多にいない。

 

川島隆太氏の父の川島勝弘は、放射線医学の研究者で元北里大学教授、元科学技術庁放射線医学総合研究所副所長を勤めた偉い方で、川島隆太氏は、父の科学者の素質を受け継いでいる。
川島隆太氏のお子さんも、おそらく科学者の素質を受け継ぐでしょう。

ゲームは、ヒットすると数百万本、数千万本と売れて、数億円、数十億円と大きく儲けることができる。

川島隆太氏の専門の研究とゲームの楽しさが組み合わさり、大ヒットした。

自分の専門分野をゲームソフトで世のために貢献したいと思う方は、ゲームソフトの開発に携わるといいと思います。
大ヒッ卜するかもしれません。

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