鉛筆と紙が必需品
鉛筆と紙から文学、映画、脚本、漫画、建築、絵画、音楽など、さまざまなものが生み出される。
パソコンやスマートフォンで文章を書いたり絵を描くと、アイデアが広がりにくい。
鉛筆で自分の手を動かして、紙に書いたり消したりするうちに、アイデアが湧いてくる。この作業が大切。
小学生のころから、生徒が黒板の字をノートに書き写すことは、日本語の文章を書く良い訓練になっている。
漢字も覚えられる。
字を書く手の筋肉を鍛えられる。
ただ、機械的に書き写すだけのときもよくある。
内容を理解し、きれいな字を書くことを心がけるといい。
私は学生時代は、ノートに書き写すのは面倒だと感じたが、今となっては、大量に書いたことで、多くの日本語やさまざまな知識を覚えることができたと思う。
ただ、もう少し授業を楽しめたら良かった。
パソコンやスマートフォンで字や絵を書くのと、紙に字や絵を書くのとでは、頭や手の使い方がまったく違う。
紙の方が、はるかに頭や手を使うので、鍛えられる。
この先も、小学生のころから日本語や絵を鉛筆で紙に書いて、頭と手を鍛えることが大切だと思う。
アニメーション監督の宮﨑駿氏も、アニメ作りに鉛筆と紙を何十年も使い続け、膨大な枚数の絵を描いている。
宮崎駿 「ぼくには、鉛筆と紙があればいい」
コンピューターが進化する未来でも、鉛筆と紙は、多くの人にとって必需品であり続けると思う。
日々、鉛筆と紙で字や絵を書こう。
頭と手が鍛えられる。