日月神示に天国の政治の統治者について書いている。
天国の霊は、地上より遥かに霊格が高い。
三次元の地球の常識とは、かけ離れている。
これは、政治家、会社の社長、家族の親、学校の教師、スポーツのコーチなど人の上に立つ立場の人の勉強になる。
日月神示には、天国の政治について
「統治者は権力を奪することなく
また指令することもない。
よりよく奉仕するのみである」
「自分たちを他の者より大いなる者とはせず
他の善と真とを先とし、その歓喜をまずよろこび
己はその中に融け入る。
故にこそ、統治者は常にその団体の中心となり
団体の歓喜となるのである。」
とある。
地上では、自分のより下の立場の人を、上から目線で怒鳴ったり、暴力を振るったりする人が多い。愛が無い。組織がどんどん衰退する。
こうなってしまうのは、その人の人格の低さが関係している。
謙虚に自分を他の者より大いなる者とはせず、他の善と真とを先とし、その歓喜をよろこび、己はその中に融け入ることが大切。
そうすると、どんどん繁栄する。
天国の家族も政治と同じ形をしている。
日月神示に
「一家には一家の中心たる主人、
すなわち統治者がおり、
前記のごとき原則を体している
またその家族たちは、主人の働きを助け、
主人の意を意として働く」
とある。
マンガの「サザエさん」の波平が、たまに「バッカモーン」と家族に怒りますが、これは自分を他より大いなる者としているので、あまりいいことではない。
昔から日本の家族は、親が子供に偉そうな態度を取ることが多い。
しかし、これはかなり人格の低い人間の家族です。
天国の家族は、親が愛情に満ちている。
「あさりちゃん」のパパは、いつも家族に優しく、味方になってくれる。
家族の問題を優しく解決してくれる。
これが良い親だと思います。
日月神示
地震の巻 第19帖
天国の政治は、歓喜の政治である。
故に戒律はない。
戒律の存在するところは、地獄的段階の低い
陰の世界であることを知らねばならない。
天国の政治は、愛の政治である。
政治する政治ではない。
より内奥のより浄化されたる
愛そのものからなされる。
故に、与える政治と現われる。
天国は限りなき団体によって形成されている。
そして、その統治は、各々の団体における最中心
最内奥の歓喜によりなされるのである。
~ 途中を省略 ~
これらの統治者は権力を奪することなく
また指令することもない。
よりよく奉仕するのみである。
奉仕するとは、いかにしてよりよく融和し
善と、真との浄化と共に、悪と偽の調和をなし
これらのすべてを神の力と生かし
さらに高度な大歓喜に至らんかと
努力することである。
また統治者自身は、
自分たちを他の者より大いなる者とはせず
他の善と真とを先とし、その歓喜をまずよろこび
己はその中に融け入る。
故にこそ、統治者は常にその団体の中心となり
団体の歓喜となるのである。
指令することは、戒律をつくることであり
戒律することが神の意志に反することを
これらの統治者は、よく知っている。
天国における政治の基本は、以上のごとくであるが
さらに各家庭においては
同一の形体をもつ政治が行われている。
一家には一家の中心たる主人、
すなわち統治者がおり、
前記のごとき原則を体している。
またその家族たちは、主人の働きを助け、
主人の意を意として働く。
その働くとは、
彼等にとって最大の歓喜であり、弥栄である。
すなわち、歓喜の政治であり、
生活であり、信仰である。