人生は、両極を経験する


多くの偉人の生涯を見ると、不幸の極みともいえる経験をした人が多い。

学歴が小卒、中卒などの低学歴。 大きな病気や怪我をする。
足や手を切断する。  目が見えない、言葉が話せないなどの障害がある。
極貧の生活。 親や子を亡くす。 人間関係で悩むなど。


多くの人は、これを聞くと、こんな偉大な人でも、不幸にも昔は苦しい時期があったのかと思う。
しかし、これらの多くは、偶然ではなく必然。


生まれてから死ぬまで、平穏無事である人は少ない。

そういった人生では、学びが少ない。
困難を乗り越えることで、人生のもっとも重要なことを学べる。
さまざまなものは、陰と陽でできている。
人生も、幸福と不幸の両極を経験するようになっている。


シルバーバーチも同じようなことを言っている。
それを認識しておくと、人の誕生から死までの長い人生についての理解が深まる。

自分や親や兄弟の人生に、なぜ苦難があったのかが分かる。
子育てでも、子供には、将来は苦難があるものだと分かる。 

 

ウィキペディア パナソニックの創業者 松下幸之助 より抜粋

氏はかつて、自身が「成功した理由」を三つ挙げたことがある。
それは
「学歴がなかった」
「貧しかった」
「病弱だった」
の三つ。

松下幸之助氏は、この3つ苦難を乗り越えることで成長し、経営にも生かされた。


シルババーチ  スピリチュアリズム・ブックス より抜粋

――しかし、悪徳や飢えなど、低俗なものばかりの環境よりは恵まれた環境の方が、動機も善なるものが発揮しやすいに決まってると思うのですが……


私はそうは思いません。
その証拠に、私が見る限り、地上の偉人は、ほぼ間違いなく低い身分の出です。
霊覚者と呼ばれる宗教的指導者にいたっては、まず間違いなく低い階層から出ています。

葛藤を余儀なくさせられる困難が多いほど、それだけ魂が成長するものです。
霊的自我に目覚めるのは、常に酷しい環境を克服せんとする葛藤の中においてこそです。

人生を外面から見てはいけません。内部から見るようにしてください。

 

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小卒や中卒の低学歴、重い病気や障害のある人、貧しい家庭、最悪の人間関係に苦しむ人の中には、偉大な魂を持ち、素晴らしい仕事ができる人は、まれに存在する。


今は、このような人は、社会でなかなか活躍しにくい。

困難があっても、自分の能力を発揮できる社会になることが重要。


逆に、高学歴や裕福な人の中には、日ごろの行いが悪く、犯罪を犯す人も少なからず存在する。
今は、このような人が社会のトップに少なからず存在する。
やがて時期が来ると、不祥事がバレるときが来る。


陰と陽のバランスを考えよう。

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